福仙便り

故あってラーメンを食べに行きました。
行きつけのお店に電話をかけてみたら、「麺、スープが切れでしまて、早仕舞いしたなや～。」との事。こうなると我が家は行き先を失って路頭に迷った子猫のようになります・・・＾＾；

行き着けのお店以外に新規開拓したいのですが、なかなか家族みんなが満足するお店にあたりません。迷った末に有名店ならまず間違いないだろうということで、とあるラーメン屋さんに入りました。小洒落た雰囲気のお店で、清潔感もあって待ち時間の間に「素敵だねぇ。」なんて話してたのです。

7人のうち、末っ子の娘だけがしょうゆ味の冷たいつけ麺を、ほかのみんなは塩ラーメンをチョイス。

そしてラーメン到着！

塩はそこそこ（あくまでウチの基準です）。しょうゆはどうかと聞いたら「おいしい」と末っ子。塩は母を除いて全員が完食。残した母のラーメンは食べ盛りの長男へ。これも完食。残りは末っ子のしょうゆつけ麺。ですがこれが遅々として進まない。挙句「お腹いっぱい・・・。」とこれまた長男行き確定。どんどんもってこいと言わんばかりにつけ麺を一口。

ですが、その一口で「ダメだ・・・」と箸を置きました。

彼は小声で「ねくせぐなってる・・・・」と言うのです。
確認のため私も一口たべてみると、しょうゆダレが傷んでいるように感じました。

他にもお客さんがおりましたし、誰でも、どのお店にもミスはあるということで何も言わずにお勘定を済ませ、店を出ました。


久しぶりのラーメンだったので至極残念でしたが、『よい勉強をさせてもらった』と言い聞かせ家路に着いたのでした。