今日付けの予約を入れてくれた方が
昨晩いらっしゃいまして、『これ、明日の会合の時、出してくっちゃ。食べ方は任せっがら。』と黒鯛の子を80匹位置いていかれました。その鯛の子は刺身や寿司ネタにするには小さすぎるようでしたので、から揚げにして鰻の蒲焼用のタレを絡める事にしました。そして今日、鱗を取って背開きにする処理を行っている最中に電話が・・・。
別のお馴染みさんから『黒鯛釣ってきたなやの。刺身してくっちゃ。』との内容でした。程なくしてそのお馴染みさんが釣果を持って来店。同じ黒鯛でも先の黒鯛の子とは大きさが違っています。3尾持ってこられたのですがその3尾とも尺オーバーの『いいあんべ』なサイズ。夕食に間に合うようにとのことでしたので、小鯛の方の処理は一時中断。大きい黒鯛の方のお刺身をつくり、頭や中骨は適当な大きさに叩いてどんがら汁用へ。
どちらのお客様も出来栄えに満足していただけたようで何より^^
ウチには時々そんなふうに、その日の釣果の持込があります。黒鯛、真鯛、スズキにフグ、今まで最大だったのは小笠原で釣ってきたという28キロのカンパチでしたが、このときは魚がまな板に乗り切らず、卸すのに大変難儀しました^^;
釣り好きが多い庄内人ならではの特別注文のお話でした。